崖っぷち婚活回想記

恋愛経験ゼロ、子なし希望のアラフォー無職がスピード婚するまでの道のり。

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【スピード婚した子なし夫婦の日常】~白米にこだわる夫~

今回は、出会ってから約3ヵ月(実際に会ったのは7回)で結婚した、私達夫婦の日常を書こうと思います。

これを読むと、「子なし」でも「スピード婚」でも結婚生活はなんとかなる、ということがわかります。

炊飯器

ある平日の夕方、私は、いつもどおり夕飯の準備をしていた。

今日のメニューは、夫の好きな豚の生姜焼きだ。

着々と、夕飯の準備を進めていると、夫も仕事から帰ってきた。

 

一通り、作り終えると、もう夜7時。

すると、炊飯器のタイマーがなった。

私は、炊けたご飯を混ぜようと、炊飯器の蓋をあける。

 

私「あれっ、米が炊けてない…?」

夫「えっ、見せて。」

夫は、炊飯器をのぞき込んだ。

 

夫「あー、芯が残っちゃてる。

もう、この炊飯器、寿命だ…」

私「じゃあ、今日は、とりあえあず、一合炊き用ので炊くよ。」

 

私は、一合炊き用の小さい炊飯器を取り出して、米を炊きなおすことに。

 

夫「じゃあ、明日、仕事の帰りに新しい炊飯器、買ってくるよ。」

私「えっ、でも、そうすると、帰ってくるの遅くなっちゃうよね。

金曜まで、この小さい炊飯器で炊いて、週末、買いに行けばいいんじゃない?」

夫「いや、大丈夫。すぐに買ってくるから。」

 

私「いや、夕飯が遅くなる。私が、待てない。

小さい炊飯器で何も問題ないのだから、これで行こう。」

夫「いや、これだと、水っぽい気がする。明日、買ってくる!」

 

私「えっ、全然、変わらないって。遅くなるからやめな。」

夫「いや、週末まで待てない。明日、買ってくる。」

 

私「だから、変わらないって。やめな!

夫「買ってくる!

 

私「やめな!

夫「買う!

 

私「やめなーーー‼

遂に、私は、叫んだ。

 

夫「…はい。

夫は、しぶしぶ了承したのだった。

 

そして、翌日の夜9時、夫は、ご満悦で帰ってきた。

もちろん、新しい炊飯器を大事そうに抱えていたことは、言うまでもない。

 

白米にこだわる夫

このとおり、夫は、白米に対して、こだわりが強い。

特にこの銘柄が良いとかではないが、一定の基準を満たしていない、と食べようとしないのだ。

市販の一番安い米は、口に合わないと言って食べないし、冷凍ご飯も炊き立てじゃなきゃ嫌だと言って、食べようとしない。

 

正直、米代はかかるし、常に炊き立てのご飯を用意するのは、面倒くさい。

 

胃袋を掴む

しかし、昔から男性をつかまえておくには胃袋を掴め、とよく言われる。

夫は、ご飯に対しては、こだわりがあるが、他の食べ物に関しては、そこまでこだわりがない。

基本的に醤油を用意しておけば、問題ないのだ。

そう思うと、ご飯だけ気を付けていれば、夫の胃袋を掴めると言うのは、非常に楽だ。

 

夫の給料で、少しだけ高い米を買い、後は、炊飯器にお任せ。

これだけで良い。

そう思うと、夫のご飯へのこだわりも発想を変えれば、なかなか悪くない。

 

私は、そう思いながら、今日もお米を炊飯器に入れ、水分量だけ気を付けながら、ボタンを押す。

そして、他のおかずは、存分に手を抜くのだった。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

夫を見ていると、男性を落とすには胃袋を掴めって、本当にそのとおりだな、と思いますね。

不機嫌でも好物を食べていると、機嫌がなおってきますから。

なので、婚活している方は、早めにお相手の食の好みを把握しておくといいかもしれません。

もしかしたら、一番効果があるかもしれないです(笑)

 

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【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話④

当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、スタジオでお見合い写真を撮った時の話です。

これを読むと、「お見合い写真撮影のおおまかな流れ」と「撮影される側も事前準備が重要」ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回はこちら↓

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話③ - 崖っぷち婚活回想記

お見合い写真選び

公園での写真撮影が終わると、今度は別の場所に移動した。

そして、また地獄の撮影会。

これを、2回ほど繰り返し、やっと撮影は終了した。

 

撮影が終わった後は、スタジオに戻り、撮った写真の中からプロフィール写真に載せるものを選ぶ作業に。

須藤さんは、データを入れたパソコンを開き、こちらに見せてきた。

 

須藤「これが、先程、撮った写真です。

どれも、かわいく写ってますよ~♪」

瀬川「本当!かわいすぎて、迷っちゃう!

あっ、ぷち子さんは、どれが良いですか?」

 

私は、パソコンの写真を恐る恐る見た。

 

しかし、そこには、2人が言うようなかわいい女はいない。

 

引きつった笑みを浮かべた厚化粧のおばさん。

それが、所狭しと画面を埋め尽くしているだけだった。

 

あぁ、私の努力は、何だったのだろう…

これ、実際より老けてる気がするんだけど。

まぁ、いいや、もう疲れた。

どうにでもなれ…

 

私は、自暴自棄になりつつも、なんとかプロフィール用の写真を2枚選んだ。

 

そして、写真の修整を多少してもらい、データが入ったCD-ROMをもらって、スタジオを後にしたのだった。

 

写真提出

写真のデータを受け取った後、私はそのデータを渡すためにそのまま結婚相談所に行った。

 

私「すいません、お見合い写真のデータ、直接持ってきました。」

鎌田「はい、じゃあ、受け取りますね。」

 

データを確認する鎌田さん。

そして、一言こう言った。

 

鎌田「えっ、なんか、実物より老けてません?

 

知ってるよ…

 

こうして、私は、実物より7歳老けこんだ写真で、結婚相談所での活動をスタートすることになるのだった。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

実際、撮影を体験してみると、こちら側の準備も重要だってことがわかりました。

まず、精神と体調は、しっかり整えていくこと。

一般人がいきなりポーズ決めて、笑顔で撮影って、なかなかハードルが高いです(汗)

屋外だと、より難易度があがります。

あと、自分のなりたいイメージをしっかり持っていくこと。

メイクとヘアメイクの時にしっかり伝えないと、自分が思っていたのと違う仕上がりになる可能性が高いです。

ちなみに、私は、この時撮ってもらった写真で、約3年間、相談所で活動していました。

皆さんは、私のようにならないように気を付けましょう(笑)

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話③

当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、初めてスタジオでお見合い写真を撮った時の話です。

これを読むと、「お見合い写真撮影のおおまかな流れ」と「撮影される側も事前準備が大事」ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回はこちら↓

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話② - 崖っぷち婚活回想記

 

 

テンションの高いカメラマン

着替えとメイクが終わり、遂に写真撮影へ。

写真撮影には、30代くらいの女性のカメラマンと50代くらいの女性のアシスタントがついた。

 

須藤「カメラマンの須藤です。今日は、最高にかわいく撮りますねー。」

瀬川「アシスタントの瀬川でーす。」

私「あ、よろしくお願いします。」

 

須藤「メイクとヘア、決まってますねー。

もう、どこかのお嬢様って、感じ。かわいいー♪」

瀬川「ホント、ホント!

なんか、お嫁に出したくなーい!」

私「えっ、ありがとうございます(汗)」

 

やたらと、テンションが高い2人。

私は、このテンションについていけるか、不安になりつつ、2人の後をついていった。

 

地獄の屋外撮影

そして、炎天下の中を歩くこと数分、撮影場所にたどり着く。

そこは、緑がある公園の一角だった。

2人は、手際よく撮影の準備に取り掛かる。

 

須藤「うーん、この位置がいいかな。

じゃあ、ぷち子さん、この位置に立ってもらっていいですか?」

私「あっ、はい。」

 

私は、言われた通りに立つと、瀬川さんが私の髪と服を整え、大きなレフ版をこちらに向けた。

 

須藤「えーと、手は、前に自然に組む感じで。そう、そんな感じ。

じゃあ、撮りますねー。はい、ニコー♪

 

二、ニコッ…

私は、頑張って笑顔を作る。

しかし、連日の仕事と婚活の疲れで、上手く表情が作れない。

 

須藤「うーん、ちょっと、表情硬いかなー。

リラックスしてー。はい、ニコー♪

 

二、ニコッ…

 

須藤「もうちょっとかなー。

大丈夫。ぷち子さんかわいいよー。

自分を女優だと思って!はい、ニコー♪

 

二、ニッコリ…

私は、エネルギーの全てを出し切って、笑った。

 

須藤「そう、良い感じ♪

じゃあ、そのままドンドン撮っていきますねー。」

 

やたらと元気な須藤さんとは対照的に、私はもう限界だった。

 

つ、つらい、つらすぎる…

仕事と婚活とこの炎天下で、もう笑えない。

テンションの高さにもついていけないし、道行く人の視線もつらい…

もう限界です…許してください…

 

しかし、そんな私の気も知らず、須藤さんは、こう言った。

 

須藤「今度は、歯を見せて満面の笑みで!

はい、ニコーーー♪

 

私は、今にも死にそうな顔で、笑ったのだった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

写真撮影って、疲れますよね。

急に笑えと言われても、なかなか笑えないですよ。

私は、体調が悪い時にあたってしまいましたが、皆さんは、万全の体調で臨んでくださいね。

 

 

 

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話②

当時35歳、年齢=彼氏なしの私が初めて行ったスタジオでお見合い写真を撮った時の話です。

これを読むと、「お見合い写真撮影のおおまかな流れ」と「撮影される側も事前準備が大切」ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回はこちら↓

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話① - 崖っぷち婚活回想記

 

撮影前打合せ

撮影場所を屋外に決めた後、撮影手順や写真データの種類、料金などの説明が続いた。

一通り、形式的な説明が終わった後は、写真のイメージの打合せに。

 

スタッフ「写真の雰囲気ですけど、どういったイメージがいいですか?」

私「えーと、けっこうきつく見られがちなので、やわらかいイメージでお願いします。」

スタッフ「かしこまりました。やわらかいイメージですね。」

 

スタッフは、私の要望を用紙に書き込んだ。

 

スタッフ「えー、最後に、本日の流れですが、まずお着換えとメイクをした後に、屋外で撮影します。

その後に、その中から、気に入ったお写真を選んで頂きます。

その後、ご希望があれば、写真の修整をして、データをお渡しして終了です。」

 

そして、穏やかな笑顔を浮かべながら、スタッフは用紙を一枚出して、こう言った。

 

スタッフ「では、こちらが、本日の撮影の料金になります。」

 

その笑顔と裏腹にその金額は、全く優しくなかったのだった。

 

着替えとメイク

打合せが済んだ後、私は、更衣室で着替えを済ませ、早速、メイクに入ることに。

メイク担当の女性が私の前に立つ。

 

志田「メイク担当の志田です。よろしくお願いします。」

私「あっ、よろしくお願いします。」

 

いかにも仕事が出来そうな女性で、私の期待値はまた上がった。

 

志田「じゃあ、早速、スキンケアから始めますね。

えっ、肌きれいですねー。20代に見えますよー。」

私「いやいや、そんなことないですよ~。」

明らかなお世辞に気分が良くなる私。

 

志田「肌も白いし。

私、色黒だからうらやましいー。」

私「いやいや、もうシミばっかりで~。」

次々と繰り出されるお世辞に、私は、どんどん気分が良くなっていった。

 

こうして、志田さんは、私を天に舞い上がらせながら、素早くメイクとヘアセットを終わらせた。

 

志田「はい、出来ました!

良かったら、手鏡でよく見てみてください。」

 

私は期待に胸を膨らませながら、渡された手鏡で自分の顔を見た。

 

いや、濃いな‼

 

私は、メイクの濃さに驚いた。

しっかり塗り込まれた厚みのあるファンデーションに、バサバサのまつ毛、くっきり描かれた眉…

舞台メイクほどではないが、近くで見ると驚くくらいの濃さだった。

しかも、気になったのは、メイクの濃さだけではなかった。

 

…このメイク、なんか好きじゃない。

いや、やわらかそうなイメージでって言ったけど、なんか違う。

眉毛がボヤっとしてるし、全体的な色味も好きじゃないし…

あー、透明感があって、清楚な感じって言えば良かったー!

 

天まで舞い上がった私の気分は、一気に地の果てまで落ちたのだった。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

メイクは、私の伝え方が良くなかったのか、好みではない仕上がりになってしまいました(泣)

メイクは、撮影用なのでどうしても濃くはなるのですが、仕上がりのイメージに関してはしっかり伝えたほうが良いかと思います。

そうしないと、自分のお見合い写真を見る度に、気分がだだ下がりすることになります(汗)

みなさん、私のようにならないよう、気を付けてくださいね。

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話①

当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、スタジオでお見合い写真を撮影してもらった時の話です。

これを読むと、「お見合い写真撮影のおおまかな流れ」と「撮影される側も事前準備が重要」ということがわかります。

 

お見合い前にやることが多すぎる

結婚相談所の無料相談の翌日、私は、その他諸々の入会書類を記入し、相談所あてに郵送した。

そして、お見合い写真を用意する為、すぐに、その相談所がお勧めしているにスタジオに撮影を申し込んだのだった。

 

相談所の無料相談申し込みから、ここまでで半月も経っていなかったが、私は、この半月が異様に長く感じていた。

 

あー、相談所に入会すれば、すぐにお見合いが出来ると思ってたのに、やることが多い。

相談所の見学に、申し込み書類記入、プロフィール作成、写真撮影って、全然お見合いにたどりつかない!

あー、お見合い用写真用の服も買わなきゃっっ!

私には、時間がないんだよーーー‼

 

とにかく焦っていた私は、理不尽な怒りを相談所にぶつけながら、撮影日を待ったのだった。

 

撮影日当日

そして、遂に、撮影日当日に。

メイクと着替えはスタジオでするため、私は、お見合い写真用の服を持って、ノーメイクで家を出た。

スタジオまで実家から片道一時間以上。

私は、平日は仕事、休日は婚活で、すっかり疲れ切っていたが、なんとかスタジオまでたどり着いた。

 

スタジオのドアを開けると、そこには、明るく解放感がある部屋が。

私は、まともなスタジオでありそうなことに安心していると、スタッフの一人が駆け寄ってきた。

 

スタッフ「いらっしゃいませ。」

私「すいません、10時に予約してたぷち子です。」

スタッフ「ぷち子様ですね。では、そちらでお掛けになってお待ちください。」

 

スタッフも笑顔で感じが良い。

これは期待できるかもしれない、と思いながら、私はソファ席に座った。

 

撮影場所打合せ

数分後、スタッフが来て、撮影前の打合せが始まった。

 

スタッフ「まず、撮影は屋内か、屋外かで選べますが、どちらが良いですか?

外の方が料金が少し上がりますが、自然な感じになるので、こちらの方が人気です。」

 

うわっ、けっこう屋外だと、料金上がるなぁ…

写真撮影だけで、けっこうお金かかるし、屋内でいいか…

 

私「あー、屋内でお願いします…」

 

私は、悩みながらも屋内を選択した。

 

スタッフ「わかりました。屋内ですね。」

私「………」

 

いやいや、自分の人生がかかっているのに、出しおしみしてどうする⁉

ここが、お金の使いどころだろ!

このお見合い写真で、バラ色の人生を掴むんだ‼

 

私「あのっ、すいませんっっ!」

スタッフ「はい?」

 

私「やっぱり、屋外でお願いします‼

 

私は、金で夢を買ったのだった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

アプリと違って、やっぱり相談所となると、お見合い前にやることが多いんですよね。

でも、入会してみて、それだけの価値はあるな、と実感しました。

ですので、早め早めの行動がお勧めです!

 

 

 

 

 

 

 

 

【結婚相談所体験談】無料相談で超強烈なカウンセラーに出会った話④

当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、初めての結婚相談所で超強烈なカウンセラーに出会った時の話です。

これを読むと、入会前に見学をしないと地獄をみるはめになる、ということがわかります。

今回は前回の続きです。前回はこちら↓

【結婚相談所体験談】無料相談で超強烈なカウンセラーに出会った話③ - 崖っぷち婚活回想記

 

号泣

私が怒っていることも気づかず、木村さんはカウンセリングを続けた。

 

木村「あと、他者との関係は、家族との関係も影響しているんです。

家族との関係は、どうですか?」

私「あー、基本、あまり話さないですね。」

 

木村「えっ、それはどうしてですか?」

私「あー、母親が私に対して、言い方がきつかった時があったんですよね。

『本当にあんたは、何も出来ないね。』とか、小さい頃、けっこう言われてて…

それで、だんだん話さなくなりました。」

 

木村「お母さまがそうゆう風になった理由とか、思い当たりますか?」

私「たぶんフルタイムで仕事してたので、忙しかったからだと思います。

でも、別に親とあんまり話さないのって、子供がある程度、大きくなれば普通じゃないですか?」

 

私は、過去のことを思い出し、段々気分が落ち込んでいった。

しかし、木村さんの猛追は止まらない。

 

木村「いえ、普通ではないですよ。

ちゃんと、家族間の会話は、あるものです!

私「いや、ほら、親子同士でも、女って女に厳しい部分があるし…

まぁ、忙しいと、そうゆうふうになってもしょうがない、とゆうか…」

 

私の精神は、もう限界に近づいていた。

しかし、木村さんの猛追はまだ止まらない。

 

木村「だから、それは普通ではない状態なんです。

つまり、あなたの家はおかしいんです!

 

私は、ついに、涙をこらえられず泣いた。

そして、その様子を見た木村さんは、全く表情を変えず、私にこう言ったのだった。

 

木村「えっ、そこ泣くところですか?

 

本当に世の中は血も涙もない。

 

入会

やっと、地獄のカウンセリングは終わり、相談所の説明に入った。

 

木村「これから、相談所の詳しい説明に入りますが、どうしますか?

聞かれていかれますか?」

 

あー、正直、もう入会したくない…

でも、このカウンセリングを受けないと、自分の殻を破ることは出来ない。

逃げちゃ駄目だ!

やるんだ、私‼

 

私「あー、はい、元から入会するつもりで来たので、お願いします…」

私は、冷静な判断力を欠いたまま、入会を申し込んだのだった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今、ふりかえると、なぜ入会したのか、全くわかりません。

この当時の私は、本当に追い込まれていたんですよね。

結婚相談所を検討している方は、しっかり見学をしてから、自分に合った所を選んでくださいね。

【結婚相談所体験談】無料相談で超強烈なカウンセラーに出会った話③

当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、初めての結婚相談所で超強烈なカウンセラーに出会った時の話です。

この話を読むと、入会前に見学をしないと地獄を見るはめになる、ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回はこちら↓

【結婚相談所体験談】無料相談で超強烈なカウンセラーに出会った話② - 崖っぷち婚活回想記

 

サイトと違いすぎる現実

アルバイトだと思っていた中年女性が、カウンセラーだとわかり、私は混乱していた。

 

いやいや、サイトの写真と実物が、違いすぎるでしょ。

あの優しそうに微笑んでいたのは、誰ですか⁉

そもそも、なんでこの人、こんなに不愛想なの…⁇

しかも、表情はないのに、目だけギンギンで怖いんですけど⁉

 

私の頭の中は、驚きと不安と怒りで、グチャグチャになっていた。

そんな私の気も知らないで、カウンセラーの木村さんは、そのまま話を続けた。

 

木村「えー、今日は、無料相談ということですね。

当相談所のホームページは、もちろん目を通してもらってますよね?」

私「あ、はい…」

 

木村「じゃあ、もうだいたいのことはわかってますよね。

細かいことは、後で説明するので、早速、カウンセリングを始めていきます。」

 

地獄のカウンセリング

そして、私の動揺は、おさまらないまま約30分のカウンセリングが始まった。

 

木村「このカウンセリングでは、今、何があなたの心を抑えつけているか、を探していきます。

まぁ、時間が短いので、今回はさわり程度です。」

 

木村さんは、私が事前にメールで送っていた内容を確認しながら、続けた。

 

木村「ぷち子さんは、今まで彼氏がいなかった、とか。

それは、何か、明確な理由はあるんですか?」

私「えーと、お腹が弱くて、それどころじゃなかったんです。

人と一緒にいると、お腹の調子が悪くなることが多くて…」

 

木村「お腹の調子が悪くなる原因は、心当たりあります?」

私「あー、まず、すごい便秘で。

前に病院でちゃんと見てもらったら、腸の形が影響しているみたいなんです。」

 

木村「うーん、それ、身体の問題ではなくて、精神的な問題だと思いますよ。」

私「えっ、いや、それもあると思いますけど、病院で診断されたので…」

 

木村「いえ、違います。

心が身体に影響を及ぼしているんです!

まず、何でも、心から来るんです‼

 

いやいや、何で断定⁇

こっちは、専門医に診てもらって、レントゲンまでとってるんだよ!

私が今までどれだけ苦労してきたと思ってんだ!

ふざけるなーーー‼

 

私は、怒りで絶叫しそうになった。

しかし、そんなことは、言えるはずもなく…

 

私「あー…はい、そうですね…」

私は、適当な相槌をうちながら、その場をやり過ごすしかなかった。

 

こうして、地獄のカウンセリングは幕を切ったのだった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

カウンセラーさんと話せば話すほど、イメージと違いすぎてびっくりしましたね。

まだまだ、地獄のカウンセリングは続きます。