崖っぷち婚活回想記

恋愛経験ゼロ、子なし希望のアラフォー無職がスピード婚するまでの道のり。

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【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話③

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当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、初めてスタジオでお見合い写真を撮った時の話です。

これを読むと、「お見合い写真撮影のおおまかな流れ」と「撮影される側も事前準備が大事」ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回はこちら↓

【お見合い写真撮影体験談】スタジオで撮影した写真の顔が7歳老けてた話② - 崖っぷち婚活回想記

 

 

テンションの高いカメラマン

着替えとメイクが終わり、遂に写真撮影へ。

写真撮影には、30代くらいの女性のカメラマンと50代くらいの女性のアシスタントがついた。

 

須藤「カメラマンの須藤です。今日は、最高にかわいく撮りますねー。」

瀬川「アシスタントの瀬川でーす。」

私「あ、よろしくお願いします。」

 

須藤「メイクとヘア、決まってますねー。

もう、どこかのお嬢様って、感じ。かわいいー♪」

瀬川「ホント、ホント!

なんか、お嫁に出したくなーい!」

私「えっ、ありがとうございます(汗)」

 

やたらと、テンションが高い2人。

私は、このテンションについていけるか、不安になりつつ、2人の後をついていった。

 

地獄の屋外撮影

そして、炎天下の中を歩くこと数分、撮影場所にたどり着く。

そこは、緑がある公園の一角だった。

2人は、手際よく撮影の準備に取り掛かる。

 

須藤「うーん、この位置がいいかな。

じゃあ、ぷち子さん、この位置に立ってもらっていいですか?」

私「あっ、はい。」

 

私は、言われた通りに立つと、瀬川さんが私の髪と服を整え、大きなレフ版をこちらに向けた。

 

須藤「えーと、手は、前に自然に組む感じで。そう、そんな感じ。

じゃあ、撮りますねー。はい、ニコー♪

 

二、ニコッ…

私は、頑張って笑顔を作る。

しかし、連日の仕事と婚活の疲れで、上手く表情が作れない。

 

須藤「うーん、ちょっと、表情硬いかなー。

リラックスしてー。はい、ニコー♪

 

二、ニコッ…

 

須藤「もうちょっとかなー。

大丈夫。ぷち子さんかわいいよー。

自分を女優だと思って!はい、ニコー♪

 

二、ニッコリ…

私は、エネルギーの全てを出し切って、笑った。

 

須藤「そう、良い感じ♪

じゃあ、そのままドンドン撮っていきますねー。」

 

やたらと元気な須藤さんとは対照的に、私はもう限界だった。

 

つ、つらい、つらすぎる…

仕事と婚活とこの炎天下で、もう笑えない。

テンションの高さにもついていけないし、道行く人の視線もつらい…

もう限界です…許してください…

 

しかし、そんな私の気も知らず、須藤さんは、こう言った。

 

須藤「今度は、歯を見せて満面の笑みで!

はい、ニコーーー♪

 

私は、今にも死にそうな顔で、笑ったのだった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

写真撮影って、疲れますよね。

急に笑えと言われても、なかなか笑えないですよ。

私は、体調が悪い時にあたってしまいましたが、皆さんは、万全の体調で臨んでくださいね。