今回は、約3ヵ月で成婚退会した夫が、結婚相談所に無料相談に行った時の話です。
これを読むと、「相談所によってアドバイスが大分違う」ということと、「自分に合った相談所選びが大切」ということがわかります。
ここからは、夫が書いた記事になります。(夫=ぷち夫)
結婚相談所体験記~ぷち夫の視点~
僕がその結婚相談所「ボンドワール(仮名)」の扉を叩いたのは、7月のことだった。
とか文学的な書き出しにしてみたが、ようは8月の休暇の間に「婚活」というのを本格的にやってやろうと決意しただけである。
明確なきっかけがあったわけではない。
35を超えて、いい加減一人ぼっちの生活に飽き飽きしていたこと。
ふとした瞬間の寂しさがきゅ~んと沁みるようになってきたこと。
辺りが理由だったと思う。
(独身の時は、大晦日の晩飯を松屋の牛丼で済ませた時もあった。店内に客は自分だけ、店員はアジア系の外国人。この時は寂しかったなぁ…)
婚活アプリを登録してみたが、コミュ障の自分としては自分からメッセージのやり取りをするのは怖くて見ているだけだったし、婚活パーティなんかもう魔物の巣窟にしか見えなかったので足が踏み出せなかった。
そんな自分を変えよう!ということで結婚相談所の無料相談に行ってみたのである。
そして最初に選んだのはネットで口コミの良かった「ボンドワール」だった。
僕は最終的にここにお世話になることになるのだが、ここは少し特殊な結婚相談所だった。
まず、超小規模な相談所だということ。
カウンセラーさん=社長である。つまり、完全個人経営である。
しかもいわゆる事務所というのが存在しない。最初の面談も駅前のレンタルオフィスだった。
大丈夫だろうか…?と不安になりながら、カウンセラーさんと対面した。
カウンセラーさん(木村さん)は穏やかな、優しい感じの女性で、必要事項を丁寧に聞き取ってくれる。
お見合いから成婚への流れ、IBJのシステム、お金の話、等々、レクチャーをもらった後
木村「ところで、ぷち夫さんはお相手の条件などで何か気になることはありますか?」
来たぁぁぁ…。
夫「実はですね…」
ここである。ここが問題なのである。
夫「実は、前に付き合っていた彼女が病気で亡くなってしまって、そのお墓参りや親族との付き合いがまだ続いていてそれを許してくれるのかどうか…」
ドラマみたいなことを言いだしたと思うかもしれないが、これが事実だから困る。
つい2年前に付き合っていた彼女と、それなりのドラマティックな破局をして引きずってしまっていたというのが事実である。
僕が婚活アプリや婚活パーティに気が向かなかったのはこれが原因なのだ。こんな重い事情を自分の口から言うのはとんでもなく億劫だ…。
でも、木村さんは笑顔でこう言った。
木村「それは大変でしたね。でも、それがあったから次の人を大切にできるという言い方もできますよ~、前の方のご家族も大切にされているというのは好印象ですし。」
夫「でも、プロフィールとかには載せられませんよね、こんな重い事情…」
木村「ん~、後からお伝えして相手の人に引かれるぐらいなら、最初から書いておいた方が良いと思いますよ。最初からご理解頂いている人からしか連絡来ませんから。」
夫「ほぉぅ、なるほど。」
目から鱗がぽろりと落ちた感じがした。というか結局、このカウンセラーさんの言葉がこの相談所に決める決定打となったのだ。
夫「ちょっと、何個か相談所の無料相談をさせてもらってから選んでもいいですか?」
木村「いいですよ~、連絡待ってます~」
木村さんはお菓子詰め合わせを持たせてくれて見送ってくれた。
その後、日本中にいくつも支店がある某大手相談所、IBJだけじゃなくたくさんの連盟に加盟している相談所、など、いくつか回ったが、そのどちらでも上記の事情に関しては
「あ~、プロフィールには乗っけない方が良いですねぇ…、お見合いが来なくなりますよ」
「結婚したかったらもう前の人のことは忘れて、お墓参りもしない方がいいです。」
という感じであった。
いや、自分が地雷物件であることはわかっている。
わかっているけれど、ここだけは譲れないし、ここを偽ってまで無理やり結婚したくはない。
けれど人恋しい!!どうすりゃいいんだ!!
という情けない独身男性(35歳)のわがままを聞いてくれた木村さんの結婚相談所に、入会金を握りしめて再び駆け込むのである…。
ここまでが、夫の記事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私も初めて聞きましたが、相談所によって、大分対応が違うみたいですね。
結婚相談所を検討している方は、何か所か無料相談に行ってみるといいかもしれません。
ぜひ、自分に合った相談所をみつけてくださいね。
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