今回は、私が2回目にお見合いした時の話です。
これを読むと、「相談所によくいるタイプの男性」がわかります。
今回は、前回の続きです。前回は、こちら↓
【お見合い体験談】場違いなお見合い(知念さん①) - 崖っぷち婚活回想記
体験談
初対面
私は、その場違いな空間で、身体を小さくしながら、相手を待った。
そして、待つこと数分、こちらに近づいてくる男性が。
男性「お待たせしました。ぷち子さんですか。」
男性は、私に話しかけた。
私「はい、ぷち子です。知念さんですか？」
私は、笑顔でそれに答える。
知念「はい、知念です。
今日は、よろしくお願いします。」
それに対し、知念さんは、恐ろしく強張った顔で挨拶したのだった。
プロフィールとの違い
知念さんは、私の前の席に座り、私達は、とりあえず飲み物を注文することに。
相手が注文を考えている間、私は、改めて、知念さんの顔を盗み見た。
明らかに写真で見るより、笑顔少ないな…
緊張しているからか？
でも、前回のお見合いに比べれば、大分マシか。
まぁ、こんなもんだろう…
私は、自分が婚活市場に染まっていくのを感じていた。
話さない男
そして、何を頼むか決まり、私達はコーヒーを注文した。
私「改めて、よろしくお願いします。
今日は、こんな遅い時間になってしまって、すいません。」
知念「あっ、大丈夫ですよ…」
私「今日は、お仕事、お休みですか？」
知念「あー、はい…」
私「そうなんですか。
私は、販売職なので、さっきまで仕事だったんですよー。」
知念「あー、そうなんですか…」
私「……」
知念「……」
私「えっと、塾の先生って、忙しそうですよね。
やっぱり大変ですか？」
知念「まぁ、それなりに…」
私「……」
知念「……」
私「…そうなんですかー。
やっぱり、授業の準備とかが、大変なんですか？」
知念「まぁ、そんな感じです…」
私「……」
知念「……」
私「……」
知念「……」
お前は、お地蔵かーーー‼
座ってるだけで、良いとおもってんのか⁉
ずっと、だんまり！
ずーっと、だんまり！
こっちは、お参りにきたんじゃないんだよ‼
私は、心の中で叫んだ。
しかし、私の怒りもむなしく、最後まで知念さんが積極的に話すことはなかった。
こうして、私の2回目のお見合いは、エセ地蔵参りという形で幕を閉じたのだった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
結婚相談所では、「真面目なんだけど、女性慣れしていないタイプの男性」が多かった気がします。
でも、今思うと、そういうタイプが一番、結婚相手としては、いいのかもしれませんね(笑)
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