今回は、当時35歳、年齢＝彼氏なしの私が、3回目にお見合いした時の話です。
これを読むと、「よくある婚活のパターン」がわかります。
今回は、前回の続きです。前回は、こちら↓
【お見合い体験談】妄想が激しすぎる女(津田さん③) - 崖っぷち婚活回想記
体験談
仮交際申し込み
私は、夢見心地のまま、フラフラと駅まで歩き、電車に乗った。
席に座ると、すぐにバッグからスマホを取り出し、相談所のアプリを開く。
そして、津田さんとの仮交際申し込みのボタンをタップした。
よし、これで、完璧♪
あー、両想いって、こんな感じなのね…
世界が輝いて見える…
こうして私は、フワフワスカスカの綿あめ頭になりながら、なんとか家に帰ったのだった。
仮交際の連絡
お見合いの翌日。
私は、朝、はやる気持ちを抑えながら、アプリの通知を見た。
しかし、まだ、仮交際の連絡は、来ていない様子。
私は、少し残念な気持ちになりながらも、仕事に向かった。
そして、時間はあっという間に過ぎ、昼休憩に。
私は、ドキドキしながら、アプリを開く。
しかし、連絡は、まだ来ていない。
まぁ、流石に、まだ来ないか。
あー、早く津田さんの声を聞きたい…
私は、湧き上がる恋心を抑えながら、後半の仕事に向かった。
それから、あっという間に時間は過ぎていき、夜になり、翌日の朝になり、そして、昼になった。
しかし、連絡は、まだ来ない。
えっ、どうしたんだろ…
相談所で、連絡ミスでもあったのかな。
あー、早く、津田さんに会いたいのに…
私は、溢れそうな恋心を抑えながら、仕事を続けた。
そして、その夜。
遂に、アプリに通知が来た。
やっと、来た！
これで、津田さんに会えるっ…！
私は、今にも爆発しそうな恋心を抑えながら、通知を開く。
しかし、その通知を見た途端、私は、目を疑った。
そこには、仮交際不成立の文字が並んでいたのだった。
えっ…
‥‥‥
‥‥‥
ふざけんなーーー‼
あいつ…あいつぅ…
勘違いさせるようなことばっかり言いやがってっ…
あの嘘つき狐男がーーー‼
私の恋心は、本当に爆発した。
こうして、嘘つき狐野郎は、寂しい中年女を散々弄んでから、婚活山に帰って行ったのだった。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
自分が良いと思った男性からは、ふられてしまうのは、婚活のよくあるパターンな気がします。
その時は、けっこうショックを受けますが、縁がなかったと思って気持ちを切り替えましょう(汗)
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