崖っぷち婚活回想記

恋愛経験ゼロ、子なし希望のアラフォー無職がスピード婚するまでの道のり。

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【結婚相談所体験談】真面目な男(西山さん③)

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今回は、当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、7回目にお見合いした時の話です。

これを読むと、「誠実さは、武器。」ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回は、こちら↓

【結婚相談所体験談】気合が足りない男(西山さん②) - 崖っぷち婚活回想記

体験談

お見合い終了

私は、声が小さい西山さんの話を、耳を澄ませながら聞いた。

そうしている内に、1時間経ち、やっとお見合い終了の時間に。

 

お会計は、西山さんがしてくれ、私達は、ラウンジの外に出た。

 

西山「今日は、ありがとうございました

楽しかったです。」

西山さんは、消え入りそうな声で言った。

 

私「こちらこそ、ありがとうございました。

私も楽しかったです。」

私は、それに、はっきりとした棒読みで答える。

 

こうして、聴覚検査のようなお見合いは、幕を閉じたのだった。

 

帰り

西山さんとはラウンジの前で別れ、私は1人、駅までの道を歩いた。

 

あー、疲れた…

ったく、お見合いなんだから、もうちょっと気合いれろよ。

せめて、聞こえる声で話せ。

 

私は、お断りの連絡をしようと、バッグからスマホを取り出そうとした。

その瞬間…

 

「あの、すいません。」

 

突然、後ろから声が。

私は、声のした方を振り向く。

すると、そこには、西山さんが。

 

私「あれ、どうしたんですか?」

私は、驚きながら聞いた。

 

西山「‥‥‥

しかし、西山さんは、答えない。

 

えっ、何で、無言…

怖い…

えっ、私、なんかしたっけ?

 

私は、怯えた。

 

西山「‥‥‥

西山さんは、まだ、何も言わない。

 

えっ、何?

怖い、怖い、怖い…

せめて、命だけはっ…!

 

私は、命の危機を感じた。

さらに、沈黙が続くこと数秒。

西山さんは、ついに、硬い表情でこう言った。

 

西山「…もう一度、会ってもらえませんか?

 

西山さんの予想外の言葉に、私は言葉を失う。

そして、ある感情が沸き起こった。

 

‥‥‥

 

‥‥‥

 

か、かわいい…

 

私の母性が、炸裂した。

こうして、廃れた中年女は、恋の右ストレートで完全にノックアウトされたのだった。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

結局、誠実な言葉が、一番響きますね。

なので、婚活では、無駄な駆け引きとかはしないで、ストレートに気持ちを伝えるのが一番だと思います。

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