崖っぷち婚活回想記

恋愛経験ゼロ、子なし希望のアラフォー無職がスピード婚するまでの道のり。

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【結婚相談所体験談】幸せを感じる女(西山さん⑥)

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今回は、当時35歳、年齢=彼氏なしの私が、7回目にお見合いした時の話です。

これを読むと、「幸せは、日常に宿る。」ということがわかります。

今回は、前回の続きです。前回は、こちら↓

【結婚相談所体験談】謎の場所(西山さん⑤) - 崖っぷち婚活回想記

体験談

注文

私は、窓の外の巨大な壺を見て、動揺した。

しかし、この良い雰囲気を壊すのは良くない。

そう判断した私は、見て見ぬふりをすることにした。

 

私「メニュー、いろいろありますね。

何にしましょうか?」

 

西山「何にしましょう…

なんか、この前菜とか、聞いたこともない料理もありますね。」

 

私「本当ですね。

面白そうなので、頼んでみます?」

 

西山「そうですね…

これだったら、そう量も多くないでしょうし。」

 

私達は、謎の前菜を含め、いくつかの料理を注文した。

 

食事

注文をしてしばらく経つと、飲み物と料理が運ばれてきた。

 

私「これが、あの謎の前菜ですね…

見た目的には、おいしそうですね。」

 

西山「そうですね。

食材は、見たことあるものばかりで良かったです…」

 

私達は、その前菜を取り分けて、食べることに。

そして、私は、それを恐る恐る口に運んだ。

 

私「…えっ、これ、けっこうおいしいです!」

 

西山「うん…僕、この味、好きかもしれないです。」

 

その後も、私達は、一つの料理を2人で分けて、食べ進めていった。

 

身の丈にあった食事。

気取らない会話。

1つの物を分け合う楽しさ。

 

私は、ささやかな幸せを感じつつあった。

その瞬間…

 

チュンチュン…

チュンチュン…

 

どこからか、スズメの鳴き声が。

すると、私の頭の中で、ある情景が浮かんできた。

 

木造一軒家の縁側。

暖かな陽光。

ほうじ茶の香ばしい香り。

 

縁側に座っているのは、年を重ねた私と西山さん。

 

私「良い天気ですねぇ。

 

西山「うん…

 

私「あっ、そういえば、お隣の秋田さんから、お饅頭もらったんですよ。

半分こにしましょう。

 

西山「うん…

 

私「おいしいですねぇ。

やっぱり、お饅頭はこし餡ですね。

 

西山「うん…

 

私「ふふ…本当に、おじぃさんは、「うん」しか言わないんだから。

 

私の胸が、暖かなもので満たされていく。

そして、私は、思った。

 

 

あぁ、幸せって、こうゆうことか…

 

 

こうして、この想像力豊かな中年女は、一回目のデートで、老後まで妄想し終えたのだった。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

実際に結婚してみて、夫婦生活って、本当に日常の積み重ねだな、と思いました。

なので、結婚相手は恋愛感情というより、一緒に生活していて苦にならないか、という点が大事な気がします。

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