今回は、当時35歳、年齢＝彼氏なしの私が、7回目にお見合いした時の話です。
これを読むと、「考えすぎは、婚期を逃す。」ということがわかります。
今回は、前回の続きです。前回は、こちら↓
【結婚相談所体験談】幸せを感じる女(西山さん⑥) - 崖っぷち婚活回想記
体験談
帰り
私達は、その後も1つの料理を2人で分けながら、食事を進めた。
私が、話しかけ、西山さんがそれに返す。
そんなやり取りを進めていく内に、時間はあっと言う間に過ぎていった。
私「あっ、もうこんな時間ですね。
そろそろ、お店出ますか？」
西山「そうですね…
行きましょうか。」
その後、お会計は西山さんがしてくれ、私達は外に出た。
狭い路地裏を抜け、駅までの大通りを歩く。
私「お店の料理、どれもおいしかったですね。」
西山「そうですね。
あの、謎のメニューは、どうなるかと思いましたけど…」
私「確かに…
今、考えると、なかなかチェレンジャーでしたね(笑)」
西山「でも、結果、美味しかったので、良かったです…」
こうして、西山さんとの初デートは、どこまでも穏やかに終わったのだった。
仮交際
帰宅後、私は、心地よい疲労感と共に、ベッドに倒れこんだ。
ふぅ、疲れた…
でも、落ち着く感じで良かったな。
これだったら、次に進んでいいかも。
私は、スマホを手に取り、相談所のアプリを開く。
そして、仮交際継続のボタンを押そうとした、その瞬間…
いや、ちょっと待てよ…
カン…
私は、心の石橋を叩いた。
本当にこのまま進んでいいのか…
なんだかんだ、私ばっかり喋ってたし。
この感じがずっと続くのは、けっこうきつくない？
カン…
カンカン…
あと、お金に細かそうだし。
ちょっと、神経質っぽい所も気になる。
結婚したら、けっこう気を遣わなくちゃいけないかも…
ガン…
ガンガン…
私は、石橋を強く強く叩き続けた。
そして…
あー、やっぱりダメだーーー！
ガッシャーン‼
石橋が崩壊した。
こうして、この心配性中年女は、またもや、幸せへの道を自らぶっ壊したのだった。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
結婚前は心配ばかりで、何度も良い縁を蹴り倒してきました。
なので、皆さんは、私のようにならないよう、考えすぎもほどほどにしましょう(汗)
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