【子なし夫婦の食卓】では、私達夫婦が食べた美味しいものを紹介しようと思います。
今回は、ベルギー王室御用達「レオニダスチョコレート」です。
体験談
ホワイトデー
3月13日、ホワイトデー前日の夜。
私は、夫と夕飯を食べ終え、のんびりテレビを観ていた。
すると、急に、夫が自分の鞄の中をゴソゴソと漁りだす。
私は、何かと思い、見ていると…
夫「じゃーん、ハッピーホワイトデー!」
夫は、そう言いながら、紺色の紙袋を掲げた。
私「えっ、今日、13日だけど。
ホワイトデーは、明日だよ。」
夫「そうなんだけど、すぐに渡したかったから♪」
夫は、そう言うと、その紙袋から、小さな紙の箱を取り出した。
渋い金色の箱に、同系色のリボン。
真ん中には、深い紺色のシール。
そして、白い「Leonidas」の文字。
私はそれを見て、鼻白んだ。
ホワイトデー当日のワクワク感を楽しみたかったのに…
しかも、レオニダスか。
食べたことないけど、あんまり良いイメージないんだよね。
私は、そんなことを思いながらも、笑顔を作ってそれを受け取った。
レオニダス
せっかくなので、私達は、そのチョコレートを2人で食べることに。
リボンを取り、金色の箱を開ける。
中には、生クリームを絞ったような形のトリュフが3個。
ハートの形をしたチョコレートが3個。
それぞれ種類が違う6個のチョコレートが入っていた。
そのシンプル、悪く言えば、地味な見た目に、私の気分はさらに落ちていく。
しかし、夫の手前、食べないわけにはいかない。
私は、気乗りしないまま、その中の一粒を手に取り、口に入れた。
その瞬間…
えっ‥‥
‥‥‥
‥‥‥
‥‥好き♡
私は、恋に落ちた。
舌に乗せた瞬間に広がる、ココアの苦み。
柔らかなそれを軽く噛むと、中には濃厚なビターガナッシュ。
芳醇なカカオの香りと共に、
全てが絶妙なバランスをとりながら、なめらかに溶けていく…
私は、舌の先から体がとろけていくのを感じた。
もっと彼のことが知りたい…
私は、溢れる想いを抑えきれず、今度はハート型のチョコレートを口に入れた。
コーティングチョコレートの上品な甘さ。
噛むと、小気味の良い音と共に、酸味のあるチェリーガナッシュが溢れる。
それらが混ざり、舌にねっとりとまとわりついていく。
私は、そのあまりの快楽に、吐息をもらす。
そして、目の前のレオニダスをじっと見つめ、心の中でそっと語り掛けた。
あぁ、レオニダス。
あなたは一見、地味なように見えるけれど、
甘く、苦く、
時には、芳醇なフルーツの香り、
時には、ほのかなアルコールを漂わせて、
いつも、私を惑わせる。
あなたのやわらかく、なめらかで、
時には、しつこいくらいねっとりとした感触。
もう、あなたから離れられない…
こうして私は、夫のことなどすっかり忘れ、「レオニダス」の大人の色気に、すっかり夢中になったのだった。
最後までお読み頂きありがとうございました。
「レオニダス」のチョコは、滑らかさとねっとり感が抜群に良かったです。
興味のある方は、是非試してみてください。
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